霧 の 切れ間 に 珈琲 の 湯気 が 立ち 上る 小さな 茶屋 で 休む と 背中 に チェロ を 背負った 旅人 と 目 が 合いました。彼 は 夜 の ウーディネ で 弾く と 言い 地図 に 小さな 星 を つけて くれた。約束 の 広場 で 再会 し 弓 が 一度 震えた 瞬間 峠 の 冷気 と 甘い 焼き菓子 の 香り が 同時 に 戻って きました。
夜明け の 村 で 焼き立て の パン を 受け取る と 粉 だらけ の 手 が 差し出され ぶどう畑 に 朝霧 が 浮かび ました。職人 は 今年 の 出来自慢 を 笑い とともに 語り 小さな 試食 を すすめる。自転車 の ボトル に ぬるま湯 を 足して 口 を うるおし 香り と 一緒 に その 年 の 天気 まで 味わいました。
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